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ニュースリリース

2020年上半期のトレンド料理ワード大賞は「ホットケーキミックス」~「おうち時間」による需要増や菓子作りの広がりで検索は昨年比3倍~

2020年06月01日 レシピブログ リリース

アイランド株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:粟飯原理咲)が運営する、日本最大級の料理ブログのポータルサイト「レシピブログ」( https://www.recipe-blog.jp/ )は、この度、レシピブログでユーザーが検索した人気キーワードをベース選定した、2020年上半期のトレンド料理ワード大賞を発表いたしました。

<選定方法について>
本発表は、2019年12月1日~2020年4月30日までのレシピブログの約100万件のレシピデータベースに対して、ユーザーが検索したキーワードを集計し、2020年上半期に急上昇したワードをレシピブログ編集部にて選定、発表をしたものです。

◆2020年上半期の「トレンド料理ワード」結果
2020年上半期は新型コロナウイルス感染症の拡大防止による外出自粛で、料理を作る頻度が高まり(※1)そのニーズから、レシピブログの2020年4月5月のアクセス数は過去最高を継続しています。ユーザーが検索したワードも、大賞の「ホットケーキミックス」をはじめ、「子供と作れる」「ホットクック」「乾麺うどん」など、おうち時間が増えた結果による関連ワードが多いのも上半期の特徴といえます。また、多くのフーディスト(※2)が自身のブログやSNSで「#stayhome」「#おうち時間」のハッシュタグとともに、食や料理に関するアイデアを投稿し、料理を通じてのコミュニケーションが活発に行われていました。
その他、時短・簡単に万能さが加わった調理家電「ホットクック」や「インスタントポット」。昨今続く健康志向関連のワードとして「腸活」「バナナ」など、幅広いトレンド料理ワードがランクインしています。
※リリース下部に編集長のコメントがございますので合わせてご覧下さい

大賞:ホットケーキミックス
新型コロナウイルスの感染防止による外出自粛が続く中、巣ごもり需要の影響で検索数も昨年比で3倍になった。
https://bit.ly/36cQ9yv
 
 
 
 
 
 
 
 
2位:子供と作れる
臨時休校や春休み、外出自粛の影響で、調理の時間を子供と一緒に楽しめるお手軽なレシピの検索ニーズが高まっている。
https://bit.ly/2zPjv9X
 
 
 
 
 
 
 
 
3位:ホットクック(ヘルシオ)
食材に含まれる水分を活用した無水調理が可能な水なし自動調理鍋。かき混ぜや火加減も自動で、放っておくだけなのに手間をかけたようにおいしくできると話題になっている。
https://bit.ly/2AAWOH3
 
 
 
 
 
 
 
4位:業務スーパー
通常のスーパーでは取り揃えていないような量やサイズの食品や輸入品などを豊富にラインナップし、メディアでも取り上げられ人気になっている。
https://bit.ly/36k19dL
 
 
 
 
 
 
 
 
5位:腸活
腸内環境を整えることが健康や美容につながるとされ、腸内菌を意識した食や生活習慣への注目が高まっている。
https://bit.ly/3cC5jzP
 
 
 
 
 
 
 
 
6位:インスタントポット
全米NO.1シェアで、煮込む、炒める、蒸すなど1台7役が可能な電気圧力鍋。お好みの仕上がりに合わせた調整やほったらかしで簡単・時短調理が可能と話題になっている。

https://bit.ly/3bFNtdS
 
 
 
 
 
 
 
7位:乾麺うどん
保存に便利でいつでも手軽に食べられる食材だが、新型肺炎の影響から備蓄や巣ごもり消費でニーズが高まっている。
https://bit.ly/3g0DEKU
 
 
 
 
 
 
 
 
8位:バナナ
免疫UPが期待できる食材としてテレビで取り上げられた。また、「Stayhome」期間中に発信された人気料理家のバナナケーキのレシピがブログやSNSでも話題になっている。
https://bit.ly/2ZbqGUM
 
 
 
 
 
 
 
9位:プリン
近年の純喫茶ブームの影響で注目されており、特に硬めの食感が人気でコンビニ各社からも販売されている。
https://bit.ly/2X9DOXF
 
 
 
 
 
 
 
 
10位:ホットプレート パーティー
在宅時間の増加により、自宅で食事を楽しむアイテムとしてホットプレート料理のアイデア検索が高まった。(※3)
https://bit.ly/3eeNM14
 
 
 
 
 
 
 
 
【レシピブログ編集長・久永千恵 総括】
2020年上半期の大賞は「ホットケーキミックス」となりました。4月に緊急事態宣言が発令され不要不急の外出自粛を要請し、おうち時間が増える中、国内だけでなく世界中でお菓子作りを始める人が急増しました。中でもホットケーキミックスはあらかじめ小麦粉、砂糖、ベーキングパウダーなどが配合されており、ケーキはもちろんピザや肉まんなど幅広いメニューを作ることが可能でその手軽さも重なり一時、店頭から在庫が品薄になるほどに。読者からの検索数も昨年同時期比で3倍の伸びをみせました。

2位は「子供と作れる」で、1位に続きコロナ禍に関連するもの。3月初旬に全国小中学校の臨時休校が要請され、突然始まった春休みに家庭内ではテレワーク推奨と重なり料理をはじめとした家事への負担が増加。長い在宅環境下で料理を通じて楽しい時間が過ごせるよう、お子さまと一緒に料理作りに挑戦する動きが活発化しました。同じ境遇にあるフーディスト(料理インフルエンサー ※1)さん達からはレンジだけで作ることができる麺や丼もの、簡単な手作りおやつなどがSNSで次々とシェアされています。

3位は2019年もランクインした「ヘルシオ・ホットクック」。シャープのヘルシオシリーズが展開するうまみと栄養を引き出す水なし自動調理鍋で、発売以降忙しい方へのお助け調理家電として人気を博してきましたが、巣ごもり消費で4月に売り上げが昨年同時期比で3倍以上に増加し、レシピブログの検索数も370倍に。経済評論家の勝間和代さんが愛用していることでも有名で著書「勝間式超ロジカル料理」の中でもホットクックを活用したレシピを数多く紹介しており、従来の時短ニーズ以外に健康面を配慮した栄養バランスの高い料理への欲求も高まっています。

4位は「業務スーパー」。神戸物産がフランチャイズで手掛ける業務用食品をメインとするスーパーで、通常のスーパーと比べ大容量でお得に食材のまとめ買いができるとあってここ数年一般の主婦の間でも人気が高まっています。テレビ番組や雑誌でも頻繁に特集が組まれ、レシピブログでも業務スーパーの人気商品ラインナップや大容量の商品を賢く使い切るアイデアなどが7,000件以上、寄せられています。

5位の「腸活」は腸内フローラと呼ばれる腸内の善玉菌の割合を増やし、悪玉菌の割合を減らすよう整えること。医学博士による関連本やテレビ番組でも多数紹介され、人気モデルの加治ひとみさんが実践していることでも話題となりました。発酵食品や食物繊維が豊富な食材を積極的に摂取することで、免疫力があがり健康的な身体を維持できるとされています。便秘や軟便など腸内環境に悩む女性からの関心も高いです。

9位の「プリン」はここ数年主流だったとろけるクリーミーな食感とは異なり、卵と牛乳、砂糖で仕上げた固めのカスタードプリンが人気です。喫茶店や洋食店などで提供されることも多く、懐かしくクラシックな見た目がインスタなどSNSでも話題になっています。コンビニ各社でも様々なタイプのプリンが発売されており、セブンイレブンの「イタリアンプリン」を筆頭にここ最近で固めのラインナップが増えてきています。

◆レシピブログが注目する「2020年下半期のキーワード4選」
~Withコロナ、Afterコロナ時代の消費者意識を視野に

・料理人口の増加による中食の拡大
・ネット通販やテイクアウト、デリバリーサービスの加速
・家ナカ消費・コト消費の新たな展開
・持続可能な未来へ。SDGsへの意識の高まり

【レシピブログ編集長・久永 千恵  コメント】

本来であれば世界的なスポーツ大会に向け盛り上がりを見せていたであろう2020年の上半期。それが新型コロナコロナウイルスの感染拡大という誰もが予想しえなかった事態が起こり、世界中で戦後最大の危機をもたらしています。ロックダウンやオーバーシュート…と聞きなれない言葉が連日報道され、外出自粛やリモートワークなど私たちの生活様式は一変しました。そのような逆境の中、下半期はWithコロナ、Afterコロナ時代を視野に入れたキーワードが注目を浴びそうです。

新型コロナウイルス感染症の影響で自宅で料理をする頻度があがり、今まであまり料理をしなかった層にまでリーチが拡大し、中食を充実させるアイテムが脚光をあびています。家庭料理を充実させるホットプレートやホームベーカリー、電気調理鍋などの調理家電や混ぜるだけ・かけるだけで味の変化が楽しめるメニュー用調味料などのニーズが伸びています。有名飲食店もシェフたちが門外不出のレシピをこぞって公開し話題にもなりました。自粛の緩和により多少の落ち込みはあるものの、人々は手料理をすることの楽しさや充実感を認識したことで、このムードは広がっていきそうです。

一方、外出自粛により大打撃をうけたのが外食や旅行業界。予約キャンセルが相次ぎ苦境に立たされる中、今まで対応していなかった地方の小売店や飲食店、都内の高級飲食店などが続々とネット通販やテイクアウト、デリバリーサービスに参入しています。「menu」「Picks」などテイクアウト&フードデリバリー用のアプリもユーザー数を急激に伸ばしており、積極的に利用することがお店の支援にもつながっています。海外では座席を持たずにデリバリー専用の調理を行う施設「クラウドキッチン」のニーズも伸びており、国内でもこの動きは加速していくのではないでしょうか。

また、新型コロナの影響で大きな変化を見せたのが「コト消費」。大規模イベントは軒並み中止となりコンサートホールや映画館などは休館を余儀なくされました。そのような中、リアルイベントの新しい形としてInstagramでのライブ配信やYoutubeでの動画配信、zoomによるウェビナーなどが急速に拡大しています。料理家はオンラインで料理教室を実施することで積極的にファンとのつながりを維持し、zoom飲みという新しい様式が幅広い世代に浸透。今後、コト消費は様々な分野でオンライン化が展開されていくのではないでしょうか。

2015年に国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)。地球温暖化や貧困、教育、食品ロスなど世界共通の17の目標に向けて各国が様々な取り組みを行っていますが、今回の新型コロナの影響で新たな課題も生まれています。人々の動きが制限されたことで需要と供給のバランスが崩れ世界的な不況に陥っている中、一方で活動が停滞したことで温室効果ガスの排出量は激減しています。ある国が危機に陥ればあっという間に世界の持続可能性が危うくなる…ということを世界中の人が再認識した今だからこそ、SDGsの意義や関心がさらに高まっていきそうです。

(※1)料理を作る頻度が高まりに関して
新型コロナウイルス感染症拡大による家庭料理の変化に関する調査にて、69%が「料理をする機会が増えた」と回答。フーディスト調査 https://www.ai-land.co.jp/press/p-ailand/8493/

(※2)フーディストとは
「フーディスト」とは、日々料理や食を楽しみながら、ブログやInstagram、TwitterなどさまざまなSNSで積極的に発信をして活躍しているインフルエンサーの方々です。当社では、2005年にスタートした料理ブログのポータルサイト「レシピブログ」をはじめ、日本最大級の料理インスタグラマーコミュニティ「フーディーテーブル」、Twitterアカウント「スグレピ」などを通じて、約28,000名の「フーディスト」をネットワークしています(2019年10月現在)。「フーディスト(R)」はアイランド株式会社の登録商標です

(※3)ホットプレート パーティーについて
新型コロナウイルスを想定し公表された新しい生活様式の実践例では、「大皿は避けて、料理は個々に」と記載があります。感染予防のために、ホットプレートでの料理のとりわけには重々お気をつけください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html

■「レシピブログ」について
「レシピブログ」は、「料理」をテーマとしたブログのみを集めた、日本最大級の料理ブログのポータルサイトです。「料理」「食」「暮らし」というテーマについて、ブログを開設していて高いアンテナと情報発信力を持つ高感度な“パワーブロガー”をネットワークしています。(サイトオープン:2005年/2020年5月現在 レシピブログ登録ブログ数:17,000、レシピ数:約100万件)
<ウェブサイト>
https://www.recipe-blog.jp/
<iPhoneアプリ>
https://itunes.apple.com/jp/app/reshipiburogu/id503829068?mt=8
<Androidアプリ>
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.recipe_blog.android.appli
<スマートフォンサイト>
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■アイランド株式会社について( https://www.ai-land.co.jp/ )
「レシピブログ」「おとりよせネット」「朝時間.jp」「フーディーテーブル」などのポータルサイトをはじめ、イベントスペース「外苑前アイランドスタジオ」を運営しています。これまでありそうでなかった「こんなサービスがあったら、自分たちもみんなも嬉しい」サービスを考え、日々の生活が豊かになるサービスの提供を目指しています。
・おとりよせネット     : https://www.otoriyose.net/
・レシピブログ       : https://www.recipe-blog.jp/
・朝時間.jp         : https://asajikan.jp/
・フーディーテーブル    : http://foodietable.jp/
・外苑前アイランドスタジオ : https://www.ai-land.co.jp/studio/

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