【調査報告】Instagramリール「ほぼ毎日視聴」約3割、21年比で10ポイント伸長<フーディーテーブル>
アイランド株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:粟飯原理咲)は、約3万人のフーディスト(料理系インフルエンサー/クリエイター)が参加する日本最大級の料理インフルエンサーネットワーク「フーディストサービス (https://foodist-service.jp/) 」の運営メディアである、料理インスタグラマーコミュニティ「フーディーテーブル (https://foodietable.jp/)」にて、Instagramのリール(最長90秒の縦動画を作成・投稿・発見できる機能)活用に関するアンケート調査をまとめました。
【調査結果サマリー】
・リール視聴、「ほぼ毎日見る」約3割。2021年比で10ポイント伸長
・リール投稿、未経験者は53%まで減少。週1回以下の投稿は40%
・リール視聴と投稿、人気ジャンルは料理や食関連が多数
・リール未投稿者の理由「使い方が分からない、自信がない」が48%
・リールとギャラリー(フィード・タイムライン)の使い分け(フリー回答)
【総括:フーディーテーブルプロデューサー:大田祥子】
2020年8月にローンチした「リール」機能。静止画で料理を魅力的に見せることに注力してきたInstagramフーディスト(※)には当初ハードルが高く、ローンチから約1年後に実施した2021年のアンケートでは「投稿したことがない」が76%という高い割合でしたが、今年は53%と一気に減少。リール投稿経験者、リール投稿数ともに著しく増加したと感じます。
その理由としては「Instagramの運営施策が成功した」「リール投稿がしやすい環境が整った」という両面があると考えられます。
Instagramを運営するMeta社からは動画に注力していくことについて度重なる発信があり、実際にInstagram上でのリール表示箇所が増えました。一部の投稿者は静止画を中心としたフィード投稿では以前よりもエンゲージメントが得にくくなったと感じており、この状況を見て、より積極的にリール投稿にトライするようになった印象です。
一方、投稿できる動画の長さが当初の60秒から90秒に伸びたことで料理工程を表現しやすくなったことに加え、リール専用のテンプレートがある動画編集アプリが増え、Instagramフーディスト(※)たちから「やってみたら楽しかった」といった声も聞かれます。結果的に「動画は見るのも作るのも楽しい」という印象につながり、投稿・視聴ともに伸びているのではないでしょうか。
ただし、投稿・視聴ともに増加したが故にリール自体が既にコモディティ化しつつあることも否めません。よって、リールを投稿してさえいればフォロワーが増えるということではないので、今後はしっかりと研究・研鑽を重ねながら運用していく必要がありそうです。
■参考:フーディーテーブル公式Instagramでのリール投稿
https://www.instagram.com/p/CgVqBvFlQn3/
https://www.instagram.com/p/CgiIDfblrzC/
https://www.instagram.com/p/CgxlyGRFogc/
【調査結果】
(1)Instagramリールの視聴 2021年21年比較
リールの視聴について、「ほぼ毎日見る」が2021年比で10ポイント伸長し、この1年での広がりがみえる結果となりました。また当調査では料理インスタグラマーコミュニティである「フーディーテーブル」ユーザーを対象に実施しているため、やはり視聴ジャンルについては料理関連が上位になっています。
*2022年データ
(2)Instagramリールの動画投稿 2021年21年比較
リールの投稿の未経験者は2022年53%まで減少しています(2021年比:23ポイント減少)。この1年で投稿経験者の増加がみられる結果となりました。投稿ジャンルについては、(1)の結果と同様に料理関連が上位になっています。
*2022年データ
(3)Instagramリールの投稿しない理由
*2022年データ
リール未投稿者の理由については「使い方が分からない、自信がない」が48%となりました。リールは静止画の写真とは違った魅力があるものの、動画編集のハードルの高さや、使い方がわからなくて投稿していない方が多い結果になっています。
(4)リールとギャラリー(フィード・タイムライン)の使い分け(フリー回答)
工程や動き、音を伝えたいものはリール、それ以外の記録として残したいものはフィード投稿など、それぞれの機能を活かした使い分けをしているようです。
・写真だけではわかりにくい時は動画などでリール投稿します
・リールは動画が綺麗に撮れた時、音楽と雰囲気を伝えたい時です
・リールはお料理を作っているところ。フィールドは完成図でスタイリングした写真
・リールはレシピ動画。フィードはテキスト型のレシピ
・動画の方がわかりやすいと思ったものはリール編集。完成の綺麗さを求めるときはフィード
・躍動感を伝えたい時にリールにします
■アンケート概要
調査方法 :フーディーテーブルユーザー向けに実施
回答者詳細:・性別 男性4% 女性95% 回答しない1%
・年代 20代5% 30代20% 40代40% 50代30% 60代以上4%
有効回答 :462名※設問により回答数が異なります
実施期間 :2022年6月1日~6月30日
■(※)「フーディスト」及び「フーディストサービス」について
フーディストとは、料理インフルエンサーであり、料理クリエイターである人たちの総称です。日々料理や食を楽しみながら、ブログやInstagram、TwitterなどのSNSで積極的に発信をして活躍している方々です。
フーディストサービスは、日本最大級の料理インフルエンサーネットワークです。約3万人の料理インフルエンサー(フーディスト)とともに、料理メディア及びコミュニティ(フーディストノート、レシピブログ、フーディーテーブル、スグレピ)を運営しています。 また、企業向けに料理インフルエンサーとのマッチングを行う「フーディストナビ」「フーディストパーク」では、フーディストとクライアントとのコラボレーションを企画・提案しています。※フーディスト(R)はアイランド株式会社の商標登録です。
<フーディストサービス運営メディア&コミュニティ>
・フーディストサービス
https://foodist-service.jp/
・フーディストノート
https://foodistnote.recipe-blog.jp/
・レシピブログ
https://www.recipe-blog.jp/
・FoodieTable(フーディーテーブル)
https://foodietable.jp/
・スグレピ
https://www.sugurecipe.jp/
・フーディストパーク
https://foodist-service.jp/park
・フーディストナビ
https://foodistnavi.jp/
■FoodieTable(フーディーテーブル)について
2015年にスタートした、Instagramでお料理フォトや動画の投稿を楽しむコミュニティ。編集部主催や企業とのコラボレーションによる投稿企画、リアルイベント、注目のハッシュタグ紹介などで食卓のトレンドを牽引しています。また、お料理フォトのクオリティやオリジナリティなどを通して、多くの方に愛されている人気お料理インスタグラマー100名が「フーディーテーブル・アンバサダー」に就任し、さらにコミュニティを盛り上げています。
・URL
https://foodietable.jp/
・Instagram
https://www.instagram.com/foodietable.jp/
■アイランド株式会社について
「フーディストサービス(フーディストノート/レシピブログ/フーディーテーブル/スグレピ)」「おとりよせネット」「朝時間.jp」などのサービスをはじめ、イベントスペース「外苑前アイランドスタジオ」を運営しています。これまでありそうでなかった「こんなサービスがあったら、自分たちもみんなも嬉しい」サービスを考え、日々の生活が豊かになるサービスの提供を目指しています。
<会社概要>
商号 : アイランド株式会社
代表者 : 代表取締役 粟飯原 理咲
所在地 : 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-1-25 神宮前IKビル2F
資本金 : 1,600万円
事業内容: ・ライフスタイルメディアの運営事業
・料理インフルエンサープロモーション/料理インフルエンサーマーケティング事業
・食品ECサイト(オンラインショップ)の集客・販促支援、食を軸にした地域創生支援事業
URL : https://www.ai-land.co.jp/