新型コロナウイルス感染症拡大による家庭料理の変化に関する調査 ~69%が「料理をする機会が増えた」、 「食費が1万円以上増えた」は26%も~
アイランド株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:粟飯原 理咲)が運営する、日本最大級の料理ブログのポータルサイト「レシピブログ: https://www.recipe-blog.jp/ 」及び日本最大級の料理インスターグラマーコミュニティ「フーディーテーブル: http://foodietable.jp/ 」は、この度、運営サービスに参加する「フーディスト」(※1)を対象に、新型コロナウイルス感染症流行による「家庭での料理」の変化に関するアンケートを実施し、1,035名から回答がありましたので結果を報告いたします。
【TOPICS】
(1)自宅で料理をする機会が増えた方が69%
(2)料理の傾向、上位は「簡単(54%)」「麺類(53%)」「パンやスイーツ(42%)」
(3)料理の悩み事、上位は「献立やレパートリー(61%)」「毎食の調理(52%)」「栄養バランス(49%)」
(4)食材などの買い物に行く頻度は47%が「減っている」
(5)食材の購入で意識すること「日持ち(52%)」「免疫力UP(40%)」
(6)外食を除く1ヶ月の食費は32%が「増えた」
(7)フーディストのSNS投稿の変化や反響について(フリー回答)
(8)フーディストサービスグループ 久永 千恵 アンケート総括
(1)新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、自宅で料理をする頻度は変わりましたか
新型コロナウイルス感染症拡大以降、自宅で料理をする頻度は約70%が増えたと回答しています。別の設問では、“自身や家族の在宅の時間が増えた”と回答した方が約90%に達しており、学校の休校や外出の自粛、在宅勤務などにより料理の機会が増えていると推測されます。
(2)具体的にどのような内容の料理が増えましたか(※問1「増えた」「まあまあ増えた」選択者限定)
具体的な料理の上位は、「短時間で作れる料理(54%)」「パスタやうどん、焼きそばなどの麺類(53%)」「手作りのパンやスイーツ(42%)」という結果になりました。お子さんが喜ぶ料理や一緒に作れる料理も約20%ほど回答があり、時短・簡単料理のニーズが高い一方、在宅時間が増えたことでパンやスイーツ作りなどの料理を楽しまれている方もいるようです。
(3)新型コロナウイルス感染症以降、料理をする際に困っていることは何ですか(※問1「増えた」「まあまあ増えた」選択者限定)
料理の困りごとについては、「献立のレパートリーに悩む(61%)」「毎食作るのが大変(52%)」「栄養バランスに配慮すること(49%)」となりました。困っている理由では、「簡単なお昼ごはんになることが多いので、栄養の偏りがないか不安」「在宅人数が増えて作る量が増えて時間がかかる」「極力買い物に出かけたくないので、家にある少ない材料で何とかギリギリまで工夫をして家族の満足度の高い料理を作らなければならない」など、作ることや栄養に関する声が多くありました。
(4)新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、食材や調味料を買いに行く頻度は増えましたか
食材などの買い物に行く頻度については「変わらない(34%)」「少し減った(26%)」「減った(21%)」となりました。減った方が約半数になりますがアンケート全体として、感染を防ぐために買い物にいく頻度を減らし一度にまとめて買う声が多くありました。
(5)新型コロナウイルス感染症以降に、食材や調味料を買いに行く際に意識するようになったことは何ですか
食材などの購入で意識するようになったことの上位は、「日持ちする食材(52%)」「少し多めに買うようになった(48%)」「免疫力UPを意識した食材や調味料(40%)」という結果になりました。日持ちもして常備しやすい食材や健康を意識した食材への傾向が多いようです。その他、「子どもがずっといるのでパン、おやつが増えた」「お昼に野菜やお肉と併せてパッと作れるソースやスパイス」「子供も手伝いやすいこと、汎用性があることから挽肉の購入が増えた」などの声もありました。
(6)新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、外食以外の1ヶ月の食費は増えましたか
外食を除く1ヶ月の食費に関しては、「増えた(32%)」「まあまあ増えた(27%)」が約60%を占めています。具体的な増加金額に関しては、3,000円未満/月(21%)、3,000円~5,000円未満/月(24%)、5,000円~10,000円未満/月(30%)、10,000円以上/月(26%)となりました。また、多人数世帯になるほど家計への圧迫が高くなっている傾向にありました。
(7)ブログやInstagramで日々の料理や食に関する発信をしているフーディストに対して、新型コロナウイルス感染症が流行してから、SNSで紹介する内容に変化があったか、また発信によって読者からどのような反響があったがフリー回答で伺いました。
・手作りのおやつに関心を寄せる人が増えた
・お家ごはんでも、ちょっと変わったにぎやかごはんのアクセスが増えています。ホットプレートで作る瓦そばなど
・upするモノは変わらないけれど、ハッシュタグで「おうちにいましょう」とかstayhomeなどをつけています。同じように呼びかけてる方々との繋がりも楽しんでます
・Instagramのキャプションに少しコロナについて書くことがあります。我が家の生活の変化など。皆さん思うところは同じで、同感の反応があります。励まし合うこともあります
・以前は少し凝ったものを投稿していましたが、時短で簡単で再現性の高いものを投稿したところ明らかに反響が増えました。(具体的にはいいねが1,000を超えたり。)
▼アンケート総括:フーディストサービスグループリーダー:久永 千恵
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、3月初旬に全国小中学校の臨時休校要請がされて以降、大型イベントの中止や企業の在宅ワークの推奨、不要不急の外出自粛など、私たちの生活はこの2か月で大きな変化を余儀なくされています。そのような状況の中、毎日の生活の重要な部分を占めている家庭での料理についてどのような変化が起きているのか、本アンケートにてその実態を調査しました。
家族の在宅時間が増えることで料理を作る頻度も圧倒的に増えており、1ヶ月の食材の購入額も半数以上が増えたと回答しています。その一方、感染拡大防止のため買い物に行く頻度は減っており、日持ちをする食材や一度に多めに購入するようになったといった方が増えています。フリーコメントでは「買い占めで品薄な商品がある」「食材がコロナに汚染されていないか気になる」…といった不安な声も寄せられていました。
また、小さなお子さまや高齢者がいらっしゃる家庭では献立のレパートリーや外出自粛による運動不足で健康管理に悩まれているという回答も多くありました。そのような心理的な負担を少しでも減らすため、麺や丼ものなど短時間で作れる料理や免疫力UPなど栄養バランスを意識したメニューが家庭では頻繁に作られているようです。
他方で、長引くおうち時間を前向きに楽しもうという動きも生まれており、子供と一緒に作ることのできる料理やパンやお菓子作り、いつもより手間のかかる料理に挑戦するといった方も増えています。
自身のSNSで「#stayhome」「#おうち時間」をつけて、互いのアイデアをシェアすることで料理を通じて励ましあうといった、心の交流が生まれています。
■アンケート概要
新型コロナウイルス感染症流行による「家庭での料理」の変化に関するアンケート
調査方法 :レシピブログ・フーディーテーブルにてアンケートを実施
回答者詳細 :20代~60代以上/有効回答:1,035名 ※設問により回答数が異なります
アンケート実施期間:2020年4月10日(金)~4月16日(木)正午
(※1)「フーディスト」及び「フーディストサービスグループ」
「フーディスト」とは、日々料理や食を楽しみながら、ブログやInstagram、TwitterなどさまざまなSNSで積極的に発信をして活躍しているインフルエンサーの方々です。当社では、2005年にスタートした料理ブログのポータルサイト「レシピブログ」をはじめ、日本最大級の料理インスタグラマーコミュニティ「フーディーテーブル」、Twitterアカウント「スグレピ」などを通じて、約28,000名の「フーディスト」をネットワークしています(2019年10月現在)。「フーディスト(R)」はアイランド株式会社の登録商標です。
■「レシピブログ」について( https://www.recipe-blog.jp/ )
「レシピブログ」は、「料理」をテーマとしたブログのみを集めた、日本最大級の料理ブログのポータルサイトです。「料理」「食」「暮らし」というテーマについて、ブログを開設していて高いアンテナと情報発信力を持つ高感度な“パワーブロガー”をネットワークしています。(サイトオープン:2005年/2020年1月現在 レシピブログ登録ブログ数:17,000、レシピ数:約100万件)
<iPhoneアプリ>
https://itunes.apple.com/jp/app/reshipiburogu/id503829068?mt=8
<Androidアプリ>
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<Facebookページ>
https://www.facebook.com/comu.recipeblog
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<LINE公式アカウント>
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■FoodieTable(フーディーテーブル)について
URL : http://foodietable.jp/
Instagram: https://www.instagram.com/foodietable.jp/
2015年にスタートした、Instagramでお料理フォトや動画の投稿を楽しむコミュニティ。編集部主催や企業とのコラボレーションによる投稿企画、リアルイベント、注目のハッシュタグ紹介などで食卓のトレンドを牽引しています。また、お料理フォトのクオリティやオリジナリティなどを通して、多くの方に愛されている人気料理インスタグラマー109名が「フーディーテーブル・アンバサダー」に就任し、さらにコミュニティを盛り上げています。
※2019年12月現在、11,000名を超える「フーディスト(料理インスタグラマー)」がメンバー登録中で、その想定月間総リーチ数は5億(※3)、Instagram公式アカウントのフォロワー数は18万人以上です。
(※3)フーディーテーブルメンバー登録者のフォロワー数合計×平均月間投稿数20回として算出(2019年112月現在)。
■アイランド株式会社について( https://www.ai-land.co.jp/ )
「レシピブログ」「おとりよせネット」「朝時間.jp」「フーディーテーブル」「スグレピ」などのサービスをはじめ、イベントスペース「外苑前アイランドスタジオ」を運営。毎日の暮らしを楽しく豊かに過ごすために「ありそうでなかった、あったら嬉しい」サービスを提供しています。
<会社概要>
商号 : アイランド株式会社
代表者 : 代表取締役 粟飯原 理咲
所在地 : 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-1-25 神宮前IKビル2F
資本金 : 1,600万円
事業内容: ・「おとりよせネット」「レシピブログ」「朝時間.jp」「フーディーテーブル」「スグレピ」など、ライフスタイルメディアの運営事業
・料理インフルエンサープロモーション/料理インフルエンサーマーケティング事業
・食品ECサイト(オンラインショップ)の集客・販促支援、食を軸にした地域創生支援事業
URL : https://www.ai-land.co.jp/