おとりよせネット調査:コロナ禍で男性ユーザーや若年層にも「お取り寄せ」ニーズが拡大 ~訳あり、ラーメン、肉ジャンルなどのアクセスが上昇~
アイランド株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:粟飯原理咲)が運営する、日本最大級のお取り寄せの情報サイト「おとりよせネット」( https://www.otoriyose.net/ )は、Googleが提供するWebページのアクセス解析サービス「GoogleAnalytics」やサイト数値をベースに2019年4月~2020年3月と2020年4月~2021年3月の前年同期比較による、おとりよせネットのユーザー動向データを調査しました。新型コロナウイルス感染症の拡大以降、在宅時間の増加に伴い「お取り寄せ」活用層やそのニーズが広がっています。今回の調査から見えてきた「お取り寄せ市場の変化」についてご紹介します。
<トピックス>2020年4月~2021年3月前年同期比較の結果
・おとりよせネットの年間利用者数(UU)は2.45倍
・年間リピート利用者数は2.68倍
・男性ユーザーが3.14倍、年齢は18歳~24歳が3.92倍
・伸長したお取り寄せカテゴリーランキング1位「訳あり・お試しセット」
・食品通販事業者のおとりよせネット新規登録数は3.31倍
<総評 おとりよせネット編集長 伊藤梢>
コロナ禍においてライフスタイルの変化とともに、お取り寄せの利用者層やそのニーズにも大きな変化がありました。おとりよせネットの年間の利用者数は(2020年4月~2021年3月前年同期比較)2.45倍、リピート利用者数も2.68倍と、食品通販市場の盛り上がりが見えてきました。なかでも、コロナ禍の外出自粛において、物産展やイベントなどの中止、卸売縮小等でオンライン上での「訳あり」商品の販売が行われたり、これまで通販を行ってこなかったラーメンや餃子などの外食店舗がオンライン販売を始めたことなどから、「訳あり」「ラーメン」などのカテゴリが年間で伸長した上位カテゴリとなりました。
また、男性ユーザーの利用者は3.14倍、18歳~24歳の若年層の利用も3.92倍に増えました。お取り寄せが新たな層へも興味が広がってきていることがわかります。そのため、おとりよせネットでは、新しい層への訴求のため、公式インスタグラムとYouTubeチャンネルを開設いたしました。SNSを強化し、アンバサダー企画や動画での商品紹介など、よりお取り寄せの情報を身近に感じてもらえるように、情報発信を続けています。
さらに、リピート利用者数も伸びたことから、1回きりの特別な時の利用ではなく「お取り寄せ」が身近な行為で生活の一部として定着している動きがみえます。実際に定期的に行っているユーザーインタビューやアンケート調査(※1)でも、自宅にいながら全国各地の商品を味わえるお取り寄せの手軽さや利用のしやすさを知り、「今後もお取り寄せを利用していきたい」という声が多くありました。
お取り寄せを経験する人が増えることで、今までギフト選びでは店舗を訪れていた人も、「自分が取り寄せて満足したものを、今度はオンラインでギフトを贈る」という流れができると予測し、実店舗で販売されている商品やシーズナルギフト関連の特集などもおとりよせネットでは強化しています。
おとりよせネットは全国の食品通販事業者とユーザーとをつなぐ架け橋となることを目指しています。コロナ禍でお取り寄せは新たな層へ広がり、用途やニーズも変化しています。ユーザーには在宅時間の充実や楽しみを、そして食品通販事業者には集客・売上のお役にたてられるよう、引き続きさまざまな取り組みを実施してまいります。
<結果>
■年間利用者数(UU)は2.45倍
※比較期間:2019年4月~2020年3月、2020年4月~2021年3月
おとりよせネットスマートフォンサイトへのアクセス数値
2020年4月~2021年3月において、おとりよせネットの年間利用者数を前年同期比較すると2.45倍にまで伸長していました。コロナ禍で在宅時間が増え、巣ごもり消費が加速した結果、サイト利用者数が大きく増加しお取り寄せのニーズも高まりました。
■年間リピート利用者数は2.68倍
※比較期間:2019年4月~2020年3月、2020年4月~2021年3月
おとりよせネットスマートフォンサイトへのアクセス数値(2回以上サイトを閲覧している人)
年間で2回以上おとりよせネットを閲覧しているユーザー数は2.68倍となりました。自宅で気軽に全国の美味しいものが食べられる、人と接触しないで購入できるなど、お取り寄せの利便性が支持され、リピートにつながっているのではないかと推測されれます。
■男性ユーザーが3.14倍、年齢は18歳~24歳が3.92倍
※比較期間:2019年4月~2020年3月、2020年4月~2021年3月
おとりよせネットスマートフォンサイトへのアクセス数値
おとりよせネットでは30~40代の女性がメインユーザーとなっていましたが、2020年4月~2021年3月においての前年同期比較では、どの年齢層も2倍以上伸長しており、特に18歳~24歳は3.92倍、65歳以上は3.40倍になっています。また男性ユーザーも3.14倍となり、今までにお取り寄せに馴染みが少なかった層への広がりも垣間見える結果となっています。
■伸長したお取り寄せカテゴリーランキング
※比較期間:2019年4月~2020年3月、2020年4月~2021年3月
おとりよせネットスマートフォンサイトへのアクセス数から上昇率を算出
1位:訳あり・お試しセット
https://www.otoriyose.net/genre/situation/263
2位:ラーメン
https://www.otoriyose.net/genre/category/73
3位:肉・ハム・ソーセージ
https://www.otoriyose.net/genre/category/1
4位:魚介類・シーフード
https://www.otoriyose.net/genre/category/2
5位:北海道
https://www.otoriyose.net/genre/area/282
2020年4月~2021年3月のアクセス数において、前年同期比較で伸長したカテゴリーのランキングです。1位は「訳あり・お試しセット」。新たな層の利用が増加したことで伸長したジャンルと推測されます。2位の「ラーメン」は、お取り寄せラーメン自体は長らく存在していましたが、外食自粛によるニーズの高まりやお取り寄せに対応し始めたラーメン店の増加からアクセスにも影響があったと考えられます。唯一地域ジャンルでランクインした5位の「北海道」は、コロナ禍で旅行の自粛により現地のお取り寄せを楽しみたいという背景があると思われます。
■食品通販事業者の新規登録店舗数は3.31倍に
※比較期間:2019年4月~2020年3月、2020年4月~2021年3月
おとりよせネットへの新規掲載登録の店舗数
コロナ禍では、売上に深刻な影響が出た飲食店やメーカー等が食品ECサイトを立ち上げました。おとりよせネットでも集客・売上のお役に立てられるよう食品通販事業者向けの支援企画を実施し(※2)、多くの店舗様に登録いただいた結果、前年同期比で3.31倍まで伸長しています。
(※1)ユーザアンケート調査
https://www.ai-land.co.jp/press/p-otoriyosenet/9012/
https://www.ai-land.co.jp/press/p-otoriyosenet/8455/
(※2)おとりよせネット、食品通販事業者向けの支援企画第2弾をスタート~緊急事態宣言が発令された地域、約80店のお取り寄せ品を集めた特集を展開~
https://www.ai-land.co.jp/press/p-otoriyosenet/9912/
■「おとりよせネット」について( https://www.otoriyose.net/ )
「お取り寄せの美味しい逸品」を紹介する日本最大級のお取り寄せ情報サイト。ユーザーの口コミがジャンル・シチュエーションごとに検索出来るほか、料理研究家やフードライターなど「お取り寄せの達人」の推薦コーナー、季節イベントに連動した特集コーナーなどを展開。2003年11月20日開設。
・おいしいマルシェ
https://marche.otoriyose.net/
・YouTubeチャンネル「至福のお取り寄せチャンネル」
https://www.youtube.com/channel/UC6oW0o9SVN6YMTL2xKCxdTA
・Twitter
https://twitter.com/otoriyosenet
・Instagram
https://www.instagram.com/otoriyose_net/
■アイランド株式会社について( https://www.ai-land.co.jp/ )
「フーディストサービス(レシピブログ/フーディーテーブル/スグレピ)」「おとりよせネット」「朝時間.jp」などのサービスをはじめ、イベントスペース「外苑前アイランドスタジオ」を運営しています。これまでありそうでなかった「こんなサービスがあったら、自分たちもみんなも嬉しい」サービスを考え、日々の生活が豊かになるサービスの提供を目指しています。
<会社概要>
商号 : アイランド株式会社
代表者 : 代表取締役 粟飯原 理咲
所在地 : 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-1-25 神宮前IKビル2F
資本金 : 1,600万円
事業内容: ・「おとりよせネット」「フーディストサービス(レシピブログ/フーディーテーブル/スグレピ)」「朝時間.jp」など、ライフスタイルメディアの運営事業
・料理インフルエンサープロモーション/料理インフルエンサーマーケティング事業
・食品ECサイト(オンラインショップ)の集客・販促支援、食を軸にした地域創生支援事業